葬儀の心得・事前の心構え
医師は担当する患者の「死期」が近づくと家族に危篤状態であることを告げます。 親しい人が「死」と戦っている時、元気な家族にできることは実はあまりありません。無事を祈る以外方法がありません。 友人・知人も無事を祈りながら日常の生活をするしかありません。 祈る対象はまちまちであっても 祈るという行為は人間共通です。
「死」の周辺(宗教・体験・闘病記・遺族の想いなど)ついては様々な書籍などがあります。 ですから「親しい人の死」へ対峙する家族のおもいなどはそちらを参考にしてください。
「人間はいろいろな考え方をしますから 冷たい・やさしい・・・など自分を型にはめないでください。 親しい方がなくなられても涙がでないから 冷たい人間だなんてことはありません。 「安心」してもいいとおもいます。」
家族ができることは「臨終に立ち会う方」のリストアップでしょう。 よく三親等は連絡すると書かれているマナー本をみますが 「危篤者の身になって」来てもらう人を決めます。 (実際はわかりませんが・・・・・)
氏名 | 電話番号 | 勤務先の電話番号 | 備考 |
---|---|---|---|
金子 太郎 | 03-0000-0000 | 03-0000-0000 | 携帯電話 090-0000-0000 |
金子 花子 | 03-0000-0000 | 03-0000-0000 | 携帯電話 090-0000-000 |
どんなに親しいからといって 危篤を知らせないほうがいい場合もあります。
- 高齢で病気療養中の方
ショックを受け病状が悪化する可能性もあります。 - 産前産後の方
こちらもショックを受けられたらたいへんです。
お知らせする場合は、十分な配慮が必要です。
事前の心構えなどなく突然親しい方がなくなられる場合があります。 事故・突然死・自殺など理由は様々です。 残されたご家族の喪失感は大変な物でしょう。 私には経験がありません。
我々葬儀屋にできることは無事に葬儀を終えられるよう 最善をつくすだけです。